コミュニケーションが難しい患者さんへの対応

患者さんへの対応で、コミュニケーションがうまくとれず、
困ってしまうことがあるという看護師も多いです。

 

たとえば、認知症でコミュニケーションが取れない患者さんへの対応、
精神疾患でコミュニケーションが取れない患者さんへの対応、
気難しかったり、頑なだったり、高齢者特有の気質を持つ患者さんなどとの
コミュニケーションは難しいものです。

 

中には、危険行為をしたり、セクハラをする患者さんもいます。

 

しかし、看護師にとって、良好なコミュニケーションは、
質の良いケアのためには欠かすことができません。

 

コミュニケーションが不良なままでは、
治療効果やケアに良くない影響を及ぼしますし、
患者さんに辛い思いをさせてしまったり、我慢を強いる事になるなどします。

 

ですから、何とかして、患者さんとのコミュニケーションを良好に保ちたいのです。

コミュニケーション不良になる原因

・疾患や薬剤による影響
・加齢に伴う身体機能の低下
・環境の変化や治療に対する不安
・個人の性格

 

コミュニケーション不良になる原因には、
このようなものが挙げられます。

 

まずは、原因が何であるかを探ってみましょう。

 

原因を探る際は、患者さんの背景を理解する事がとても大切です。

 

原因によっては対応が異なることもありますが、
それぞれの患者さんの背景を考慮し、働きかける事は、
どんな原因の場合も同じです。

 

病歴や入院前の生活状況、入院時の状況、患者さんが発する言葉などから、
全体的な背景におかれた状況を理解するように努め、
患者さんの感情や思いに寄り添ったアプローチをすることが大切です。

 

コミュニケーションが取れなくなっている患者さんの多くは、
周囲の理解が得られていないと感じていたり、
大きな不安を感じています。

 

そのような患者さんに対して、看護師は安心感を与える事、
自分が頼りになる存在であると言うメッセージを伝えること、
話を聞く姿勢や共感を示しながら、患者さんに接していくことが必要です。