血管が硬くなってきた、硬い患者さんへの対応

穿刺してみてから、「血管が硬いな。」と気づくことも多いのですが、
血管が硬くなる原因を考えれば、
患者さんの情報から予測を立てることができます。

 

血管が硬くなっている可能性があるかどうかを確認し、
予測を立てて穿刺を行うようにすべきです。

 

血管が硬くなる原因

 

血管が硬くなる原因は、血管の老化や、
穿刺が繰り返されたことによる血管の線維化などです。

 

固定が大事

 

血管をしっかりと固定する事は、
穿刺をする際にとても大切なことです。

 

特に硬い血管では、針が血管から逃げてしまう可能性があるので、
血管の固定がより重要です。

 

利き手と反対の手、両方の手の全体を使って、
末梢側の皮膚を緊張させ、しっかりと血管を固定するようにします。

 

ひとりで固定と穿刺を同時に行うことが難しい場合は、
二人で行い、ひとりは固定、一人は穿刺というように分担しましょう。

 

刺入力も大切

 

ゆっくり弱い力で針を刺せば、長い時間、皮膚の痛点を刺激することになるため、
患者さんが痛みを長く感じますし、
血管が針から逃げやすくなります。

 

ある程度の力で、一気に刺すことも大切です。

 

ただし、血管を突き抜けない様にしなければなりません。