褥瘡の進行度と特徴

・DTI疑い

 

圧力やせん断力によって生じる皮下軟部組織の損傷に起因する
限局性の紫色、または栗色の皮膚変色や血疱の状態。

 

・ステージI(Stage One)

 

通常骨突出部位に限局します。

 

消えない発赤を伴う、損傷のない皮膚の状態。

 

暗色部位の明白な消退は起こらず、その色は周囲の皮膚と異なることがあります。

 

・ステージU(Stage Two)

 

スラフ(柔らかい壊死組織)を伴わない赤色、または薄赤色の創底をもつ
浅い開放潰瘍として現れる真皮の部分欠損の状態。

 

破れていない、あるいは開放した、または破壊した血清で満たされた水泡として
現れることもあります。

 

・ステージV(Stage Three)

 

全層組織欠損の状態。

 

皮下脂肪は確認できるが、骨、腱、筋肉は露出していないことがあります。

 

スラフ(柔らかい壊死組織)が存在することがありますが、
組織欠損の深度が分からなくなるほどではありません。

 

ポケットやろう孔がみられることもあります。

 

・ステージW(Stage Four)

 

骨や腱、筋肉の露出を伴う全層組織欠損の状態。

 

黄色、または黒色壊死が創底にみられることがあります。

 

ろう孔やポケットを伴うことが多いです。

 

・判定不能(Unstageable)

 

創底で、潰瘍の側面がスラフ(黄色、黄褐色、灰色、茶色の柔らかい壊死組織)、
またはエスカー(硬い壊死組織)で覆われている状態で、
全層組織欠損の状態で、判定ができない状況にあるもの。