清潔の援助が難しい患者さんへの対応

清潔援助を行うときには、まず、患者さんに、
ケアについて拒否の様子が見られないかどうかを確認します。

 

そして、ケアを行うときには、
ケアを始める事、どのように行うか、およその所要時間などを説明します。

 

ケアを拒否していると、拘縮が強くなったり、
緊張して力が入ってしまうこともあります。

 

もし、拒否しているときは、落ち着くまで様子を見ましょう。

 

ケアの最中に、屈曲する足を開いてスペースを確保したい場合などは、
いきなり足を開くのではなく、
「皮膚の状態を確認して、きれいにしますね。
もう少しだけ開きますね。」というように声をかけるようにしましょう。

 

洗浄にお湯を使うときは、40度程度の適温のお湯を用意し、
醒めないように、保温バッグに入れるなどの工夫が必要です。

 

また、患者さんに「熱くないですか?」という声かけも行い、
患者さんが安心してケアを受けられるような環境を作りましょう。

 

また、拘縮した部位を伸展させたり、屈曲させたりすると、
痛みを伴うことが多いです。

 

すばやくケアを行うことができるように、
なるべく二人で行うようにしましょう。

 

患者さんの清潔援助に対するイメージが、
「痛い。」「なかなか終わらない。」というものになってしまうと、
拒否反応につながり、拘縮を強めてしまう事になります。

 

患者さんとの信頼関係を築きながら、優しく、丁寧に、声をかけながら
スムーズにケアしていくようにしましょう。